サウナって実際健康的なの?信頼性の高い根拠をもとに徹底解説

健康

こんにちは!ちるとびです!
最近サウナ人気ですよね。僕もめちゃくちゃ好きでよくいくんですけど、巷で聞くような健康美容効果に関してはあまり実感わかないし、めっちゃ熱いところからめっちゃ寒いとこ行くなんて絶対体悪いだろとか思いながらやってた。
てことで今回は、サウナの効果を「ダイエット」「美容」「整い」の3つの視点から信頼できる研究論文や生理学的メカニズムに基づき、徹底解説していきたいと思います!

サウナってやせるの?

一発目で残念ながら「サウナで汗をかいて痩せた」という話のほとんどは、水分の減少による一時的なものだね。でも「痩せやすい体質を作る」という点では、ギリ効果ある科学的根拠があるよ

体重減少の正体と落とし穴

まず大前提として、サウナ室に座っているだけでジョギングのように脂肪が燃焼するわけではないよ。1時間のサウナ浴によるカロリー消費は、安静時の約1.5〜2倍程度(約70〜150kcal)と推測されてて劇的なダイエット効果はほとんどないといえるね。

水風呂の代謝メカニズム

実は、サウナ後の「水風呂」がダイエットの鍵を握っている!
人体には、余分なエネルギーを熱に変えて放出する褐色脂肪細胞」という組織があって、これらは寒冷刺激(=水風呂)を受けることで活性化するんだ。また、シドニー大学の研究では、15度以下の環境に身を置くことで褐色脂肪細胞が増加・活性化し、エネルギー代謝が高まることが報告されているよ。

つまり、サウナと水風呂を繰り返すだけで「何もしなくてもカロリーを消費する能力(基礎代謝)」の維持・向上が期待できるよ。

しかし、これも一定の根拠はあるけれどダイエットとして行うにはあまりにも効率が悪いのが正直な感想だね。

結局やせるのか

ん-やせない!誤差!
わかってた感はあると思うけどそうです。動かず人間蒸し焼きされても効率的には痩せれません。

筋トレをするんだ。today寿郎。強く美しい至高の体にできる。


美肌をつくる!「HSP」と「血流」の科学

サウナの痩せる効果は少なかったけど、美肌効果は明確な結果と根拠があるよ!
ポイントは「HSP(ヒートショックプロテイン)」と「微小循環

高級化粧品以上の効果?HSPによる “細胞の修復スイッチ”

僕たちの細胞は、サウナに限らず熱などのストレスを受けるとタンパク質が傷つくんだけど、そこで体が発動するのが HSP(ヒートショックプロテイン) と呼ばれる修復タンパク質。

細胞の修復&保護スイッチ
  • サウナはいる
    体温上昇

  • 温かくなる
    温熱ストレスでHSP70が誘導される(動物・ヒトの研究で確認済み)

  • 肌保護発動
    HSPが肌を保護する
    • コラーゲン(肌プルのやつ)を分解する酵素(MMP)の働きを抑えてくれる
    • 紫外線ダメージを受けた細胞の修復をサポート

皮膚バリア機能UP⤴うるおい肌へ

「サウナは乾燥する」というイメージがあるけど、実際には定期的なサウナ習慣がある人のほうがバリア機能が強い という研究があるんだ!!
イェーナ大学病院の比較研究「サウナ習慣者と非習慣者を比較」では、サウナ利用者は次の特徴があって

  • 角層水分量が高い(=肌の保水力が高い)
  • 経皮水分蒸散量(TEWL)の回復が早い
    → バリア機能が整っている状態

これは、サウナによる 発汗・皮脂分泌のトレーニング効果 によって、皮膚のバリアが安定したと考えられているんだ。
※サウナ直後は皮脂が流れ落ちて爆速で乾燥が進むから出た後の保湿はやったほうがいいね
サウナ直後椅子でゆったりするのが気持ちいいのになぁ。。

肌の “透明感・栄養供給” が変わる

肌の状態を決める重要なポイントとして毛細血管があるんだ。サウナに入ると、皮膚の血流は大きく増えるから下記の要素が確認されているよ

  • 研究では、サウナ中の皮膚血流がレーザードップラーで 顕著に上昇することが確認。
    →血管が拡張し、普段使われにくい末梢の毛細血管まで血液が巡りやすくなる。

これにより↓

  • 肌細胞への 酸素・栄養供給 がスムーズ
  • 老廃物の回収も促進
    → 結果として ターンオーバーの正常化 に寄与する

「整う」の医学的根拠はあるんか

サウナブームの象徴整う」なんかサウナ通だとわかるみたいな胡散臭いものだと思ってしまいがちだけど、このサウナ後の独特な浮遊感や幸福感「整う」は脳科学と内分泌学で説明ができるんだ。

脳内麻薬「β-エンドルフィン」と「オキシトシン」

サウナと水風呂のめちゃアツめちゃさむのコンボは、人間にとって「生命の危機」を感じるほどの強いストレスを感じるんだ。

だから、脳は苦痛を和らげるために鎮痛効果「β-エンドルフィン」を分泌して、外気浴で危機が去ったと認識すると安らぎホルモンである「セロトニン」や「オキシトシン」が分泌されて「整う」と言われている状態になる。

つまり「整う」とは、体内に興奮系のβ-エンドルフィンが残った状態で、急速にリラックス系の神経伝達物質が優位になることで生じる、「覚醒しながらリラックスしている」稀有な精神状態(サウナトランス)だと考えられているんだよ。なんかかっこいい!

強制的な自律神経のリセット効果

現代人はストレスにより常に「交感神経(緊張)」が優位になりがち
サウナ→水風呂(交感神経MAX)から、外気浴(副交感神経優位)への急激なスイッチ切り替えを行うことで、自律神経が大きく揺さぶられて自律神経のしなやかさが鍛えられ、メンタルヘルスの改善につながるんだ。
実際に、温熱療法が軽度のうつ症状を改善するという研究報告もあって、サウナは「脳のメンテナンス」としても機能しているんだ。

整い流れ

きもてぃー流れ
  • ストレス!
    現代人と社会の接触

    交感神経MAX緊張モード

  • しぬんご
    サウナ&冷水 永久機関完成

    生命の危機
    →灼熱と極寒の連続で体に強いストレスがかかる

  • 麻痺
    生命の危機で掴んだ自律神経の核心!!

    強いストレスとそれに伴なったホルモンの発生で、自律神経の強化とリラックス

  • ハイになる
    きもてぃー
    • 鎮痛剤の強い興奮系が残った状態でリラックス系が優勢になって「覚醒しながらリラックスしている整っている状態
    • 自律神経の強化

結論

サウナは、「なんとなく体に良さそう」な場所から、「科学的に証明された健康増進・美容・メンタルケアの複合施設」へと認識が変わってきているんだ。

  • ダイエット: 直接脂肪を燃やす魔法ではないが、褐色脂肪細胞の活性化やインスリン感受性の改善により、「痩せ体質」の土台作れる。
  • 美容: 血流改善とHSPの誘導により、細胞レベルでの肌修復と保湿能力向上を促す。
  • 整い: 自律神経の強制リセットと脳内ホルモンの作用により科学的な脳の休息をもたらす。
  • 健康寿命: 心疾患や認知症のリスク低減に関する強力なエビデンスがある。

月に数回でも熱と冷気の刺激を体に与れると、心と体を効率的に回復させれるね。
最近は、若い人が多いカフェみたいな雰囲気のサウナ&岩盤浴がうりの温泉がめっちゃ増えたから、近場にあったら友人や恋人とレジャー的に行くのもすごくお勧め。
根拠はないけどなんかこのノリの温泉、ご飯も大体うまい気がする。あとアロマがグッドスメル。まじおすすめ
簡単に効率的にCHILLができちゃう「サウナ活」みんなもたのしんで!
それじゃまたみてね。


【引用・参考文献】